デハ6は、岩手県花巻市に走っていた花巻電鉄軌道線用の車両がモデルです。
 この車両は、1999年10月に櫻谷輕便鐵道軌道線にて製造されました。
 登場当時、この車両は、軌道線でもっとも大きな車体をもつ車両でした。
 そして、桜谷初のポール集電・ボギー台車を装備した車両です。
 また、桜谷唯一の両運転台をもつ車両です。
 デハ6以降の車両には両運転台は採用されていません。
なお、2003年頃にお色直しが行われ、現在の姿になりました。
 もとは連結部分が黒色でしたが2003年のお色直しで茶色になりました。

 2001年夏、運転会会場が南山線に移動してからはデハ6のみ軌道線を走ってきましたが、2004年11月からは南山線に転属して運行。
 その際2ポールから1ポールに改造され、南山線に対応しました。
 南山線の急こう配に対応したブレーキなどの課題により桜谷駅にて長らく留置されてきました。
 そして2011年2月に新型車両に制御機器を一つ譲り、同年3月に廃車が決定となり、長沢軽便鉄道に寄贈され、現在に至っています。
 現在、デハ6は架線集電からバッテリー駆動に切り替わりましたが、今でも架線から集電して走ることは可能です。


 車内は片側ロングシートで3名まで乗車可能です。
 ゴングや室内灯もついており、夜は大変雰囲気がよくなります。
 マスコンは多段式ノッチが採用されています。
 ブレーキはハンドルを回し、台車に取り付けてある制動靴を引っ張る昔ながらのブレーキです。
 実は、マスコンとブレーキは櫻谷輕便鐵道にて製造された【バッテリー動力3号機】に使用されていたもので、1997年12月に製造されたものです。
大まかに測定した結果(一部寸法ミスがあります) (C)NAGASAWA Light Railway